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最新の記事 親の相談室(こどもが感受性の強いHSPかもしれない)2021.4.24 


 新型コロナ対策の「まん延防止」の措置が出されると,すぐに第3次緊急事態宣言が出されています。マスメディアは,以前の緊急事態宣言や「まん防」との違いなどを詳しく説明をしています。
 しかし,その違いは理解しにくいですね。今回の宣言で印象的なのはお酒を提供する飲食店の休業を要請ぐらいでしょうか。

 申し訳ないのですが,感染者数の増加,若年層の重症化,変異株の怖さを強調した緊急宣言となっているにもかかわらず,さすがに1年間継続して緊張感を保つことは無理になってきています。「さあ宣言がでた。大変だ!」いう気持ちにはなりません。感覚がマヒしてきています。
 人に精神的な健康を保つためにも,限界がきているような気がしています。そんなに長期に渡って,緊張できないのが人の適切な反応ではないでしょうか。

 ところが,コロナ禍社会の緊張感,不安や動揺をそのままに受け続けるこどもたちがいます。HSPHighly sensitive person)と言われるこどもたちです。直訳すれば「感受性が高い人」となります。「敏感な気質」で感受性が高いために,生活のあらゆる場面で緊張を強いられることとなります。

 HSPという言葉は数年ほどから聞かれ始めました。病気や障害ではないので,WHOや医学協会などの診断名はありません。にもかかわらず,この言葉は徐々に広がりつつある感じがしています。とても便利で分かりやすい言葉です。

 学校の先生や周りの方々にHSPの理解が広まれば,単に「敏感すぎるこども」でなく「感受性の高いこども」とお墨付きがもらえる言葉として定着していくのではないかと思っています。
 少し違うかもしれませんが,不登校にお墨付きを与えた「起立性調節障害」のような言葉として定着していくのではないでしょうか。
 実際対人関係や物事への対処の能力も高く優秀なこどもが多く,一転して「素晴らしいこども」の代名詞として使われることになるかもしれません。

 今までずっと理解されずに,つらい思いをされることもあったこどもたちやその保護者の方々とっては,HPSが広がることによって,より過ごしやすくなることでしょう。

最新の記事 親の相談室(こどもがコロナ過に順応するのが大変だった)2021.4.9


 こども相談室が開室してから1年を迎えました。大事な時間を割いての来室や問い合わせには心から感謝しています。今後ともよろしくお願いします。

 ところで,新型コロナウィルスへの対応策でも,緊急事態宣言が出てまる1年を迎えています。感染者数でも第4波を迎えようとしています。「まん延防止等重点措置」が大阪市等の都市単位で発令されるといった運びとなりました。

 世界を変えたウィルス禍が一刻も早く収束して欲しいのですが,コロナウィルスも生き残りをかけて,次から次と変異株を出してきて人類をますます混乱に陥れているような感じさえします。

 それにしてもコロナと共に過ごす生活が日常になってきています。コロナ以前の映画を見ていて,マスクなしで食事を楽しむシーンを懐かしく思うようになってきました。

 コロナと共に1年,こどもたちにも大きな影響をもたらしました。学校の春休みが長期休暇となり,zoomなどを使用したリモート授業もなされるようになりました。
 登下校も,授業などの教育活動すべてにマスクが不可欠となりました。学校によっては教室の机もアクリル板でおおわれています。いろいろと感染防止のために工夫がなされています。

 また学校行事においても,入学式や卒業式も密を避けたスタイルとなり,遠足でも修学旅行でも代替措置がなされました。既存の学校教育に大きな変化をもたらしました。そんな急激な変化に順応できなかったこどもたちも多く確かに存在しました。

 こういう変化に時間を掛けて,こどもたちの視点で新しい学校が再構成できればいいのですね。既存のパターンへの「型破り」の好機とすればいいのです。
 この機会に「ゆっくりと適応していくことが必要なこどもたちがいる」という認識や視点を外さずに,こどもたちを「しっかりと見守れる」社会や学校を実現したいですね。
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